HTML

セマンティック

初級

読み方:セマンティック|英語:Semantic

意味を持つHTMLタグのことだよ。header, main, footer, article, nav など。SEOやアクセシビリティに有利。

やさしい説明

セマンティック(意味のある)タグとは、内容の「意味」や「役割」を表すHTMLタグです。

教室に例えてみましょう。全部の棚に「棚」とだけ書いてあったら、どこに何があるかわかりませんよね。でも「教科書」「文房具」「掃除用具」とラベルが貼ってあれば一目瞭然です。セマンティックタグも同じで、ページの各部分に「ここはナビゲーション」「ここはメインコンテンツ」と意味を持たせます。

<div> は「ただの箱」で意味がありません。代わりに <header><main><footer><nav><article><section> を使うと、ブラウザや検索エンジンがページの構造を理解できるようになります。

セマンティックタグを使うと、目の不自由な方が使うスクリーンリーダー(読み上げソフト)でも正しくページを読み上げてくれます。アクセシビリティの面でもとても大切です。

図解:セマンティックタグの配置

header, nav, main, aside, footerの配置図

具体例・使い方

divだけで書いた場合と、セマンティックタグで書いた場合を比べてみましょう。

<!-- ❌ divだけ(意味がわからない) -->
<div class="header">...</div>
<div class="nav">...</div>
<div class="main">...</div>
<div class="footer">...</div>

<!-- ✅ セマンティックタグ(意味が明確) -->
<header>サイト名・ロゴ</header>
<nav>メニュー</nav>
<main>メインコンテンツ</main>
<footer>著作権・連絡先</footer>

主なセマンティックタグ一覧

タグ 意味 使う場所
<header>ヘッダー(導入部)ページ上部・記事の冒頭
<nav>ナビゲーションメニュー・パンくず
<main>主要コンテンツページに1つだけ
<article>独立した記事ブログ記事・カード
<section>テーマのまとまり章・セクション
<aside>補足・サイドバー関連リンク・広告
<footer>フッター(補足情報)著作権・連絡先

いつ使う?

Webサイトのレイアウトを作るときに使います。ページのヘッダー部分には <header>、メニューには <nav>、本文には <main>、フッターには <footer> を使いましょう。

見た目(CSS)は <div> でも <header> でも同じにできます。違うのは「機械にとっての意味」。検索エンジンのSEOや、スクリーンリーダーでの読み上げに差が出ます。迷ったら「この部分は何の役割か」を考えてタグを選びましょう。

間違いやすいポイント

❌ 全部divで書いてしまう

見た目は同じでも、divだけだと検索エンジンやスクリーンリーダーがページの構造を理解できません。適切なセマンティックタグに置き換えましょう。

❌ mainタグを複数使う

<main> は1ページに1つだけ。header/footerは複数OKですが、mainは「ページの主要コンテンツ」を示すので1つにしましょう。

よくある疑問

Q: divとsectionの違いは?

A: divは意味を持たない汎用コンテナ、sectionは「意味のあるまとまり」を表します。見出し(h2等)がつくならsectionが適切です。

Q: セマンティックタグを使うメリットは?

A: ①Googleの検索順位が上がりやすい(SEO)②スクリーンリーダーが正しく読み上げる(アクセシビリティ)③コードが読みやすくなる、の3つです。

Q: 代表的なセマンティックタグは?

A: <header>(ヘッダー)、<nav>(ナビゲーション)、<main>(メインコンテンツ)、<article>(記事)、<section>(セクション)、<aside>(サイドバー)、<footer>(フッター)です。

関連用語

  • HTML — セマンティックタグはHTMLの構成要素
  • タグ<header> などもタグの一種
  • ブロック要素 — header/main等は基本ブロック要素として並ぶ

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