2026年4月16日
JavaScript boolean(真偽値)とは?
プログラムでは「正しいか・正しくないか」を判断する場面がよくあります。そのときに使うのが boolean(ブーリアン)、日本語では 真偽値(しんぎち) といいます。
booleanは true(正しい)と false(正しくない)の2つの値しかありません。if文や条件分岐と組み合わせて使います。
const isLoggedIn = true;
const hasError = false;
console.log(isLoggedIn); // true
console.log(hasError); // false
比較演算子でbooleanを作る
比較演算子を使うと、比較の結果が true または false になります。
console.log(5 > 3); // true
console.log(5 < 3); // false
console.log(5 === 5); // true(等しい)
console.log(5 !== 3); // true(等しくない)
console.log(5 >= 5); // true(以上)
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論理演算子:booleanを組み合わせる
const age = 15;
const hasCard = true;
// &&(AND):両方 true のとき true
console.log(age >= 12 && hasCard); // true
// ||(OR):どちらか true のとき true
console.log(age < 6 || age > 65); // false
// !(NOT):true を false に、false を true に反転
console.log(!hasCard); // false
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truthy と falsy
JavaScriptでは、true/false 以外の値も条件式で使えます。truthy(トゥルーシー)は「trueとして扱われる値」、falsy(フォルシー)は「falseとして扱われる値」です。
// falsy な値(false として扱われる)
false, 0, '', null, undefined, NaN
// truthy な値(true として扱われる)
// 上記以外はすべて truthy
// 実用例
const name = '';
if (name) {
console.log('名前あり');
} else {
console.log('名前なし'); // こちらが実行される(空文字はfalsy)
}
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真偽値が使われる場面
真偽値(true/false)はプログラミングのあらゆる場面で使われます。具体的な例を紹介します。
場面1:条件分岐
if文の条件はすべて真偽値で判定されます。「score >= 80」という式は、スコアが80以上ならtrue、そうでなければfalseを返します。trueのときだけif文の中の処理が実行されます。条件分岐について詳しくは「JavaScriptの条件分岐入門」で学べます。
場面2:ループの継続条件
whileループやforループの条件も真偽値です。条件がtrueの間はループが続き、falseになったら止まります。
場面3:フラグ(状態管理)
「ログインしているかどうか」「ダークモードかどうか」のような状態を管理するとき、真偽値の変数を使います。これを「フラグ」と呼びます。isLoggedIn = true、isDarkMode = falseのように書きます。
場面4:配列のフィルタリング
配列のfilterメソッドは、条件がtrueの要素だけを残します。「80点以上の人だけ取り出す」といった処理に使います。
比較演算子と論理演算子
真偽値を作るには、比較演算子と論理演算子を使います。
比較演算子は2つの値を比べてtrue/falseを返します。
- ===(等しい):5 === 5はtrue
- !==(等しくない):5 !== 3はtrue
- >(より大きい):10 > 5はtrue
- <(より小さい):3 < 7はtrue
- >=(以上):5 >= 5はtrue
- <=(以下):3 <= 5はtrue
論理演算子は複数の条件を組み合わせます。
- &&(かつ):両方trueのときだけtrue
- ||(または):どちらか一方がtrueならtrue
- !(否定):trueをfalseに、falseをtrueに反転
たとえば「年齢が18以上かつ学生である」は「age >= 18 && isStudent」と書きます。
truthy と falsy
JavaScriptでは、true/false以外の値もif文の条件に使えます。trueとして扱われる値を「truthy(トゥルーシー)」、falseとして扱われる値を「falsy(フォルシー)」と呼びます。
falsyな値は次の6つです。
- false
- 0(数値のゼロ)
- ""(空文字列)
- null
- undefined
- NaN
これら以外はすべてtruthyです。たとえば「if (name)」と書くと、nameが空文字列のときはfalsy(実行されない)、何か文字が入っていればtruthy(実行される)になります。
この仕組みを使うと、「値が入っているかどうか」を簡潔にチェックできます。ただし、0や空文字列もfalsyになる点に注意しましょう。
JavaScriptの基本がまだ不安な人は「JavaScriptとは?初心者向けにわかりやすく解説」を先に読んでおくと、真偽値の理解もスムーズになります。
まとめ
- ✅ boolean:
true(正しい)とfalse(正しくない)の2値 - ✅ 比較演算子(
===・>・<=など)の結果はboolean - ✅
&&(AND)・||(OR)・!(NOT)で組み合わせられる - ✅ falsy:
false・0・''・null・undefined - ✅ if文の条件式ではbooleanが使われる
booleanを理解すると、条件分岐が自由に書けます。レッスンでさらに実践的な使い方を学んでみましょう。
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