2026年4月25日
はじめに
プログラミングを始めるには、コードを書くための エディタ(編集ソフト) が必要です。おすすめは VS Code(Visual Studio Code、ブイエスコード)。Microsoft が開発した無料のエディタで、世界中のプログラマーに使われています。
メモ帳でもコードは書けますが、VS Codeを使うと以下のメリットがあります。
- コードに色がつく(シンタックスハイライト)ので読みやすい
- 入力候補が表示される(オートコンプリート)ので速く書ける
- エラーを赤い波線で教えてくれるのでミスに気づきやすい
- 拡張機能で自分好みにカスタマイズできる
この記事では、VS Codeのダウンロードからインストール、日本語化、最初のファイル作成までをステップごとに解説します。
ステップ1:VS Codeをダウンロードする
- VS Code公式サイトにアクセス
- 大きな「Download」ボタンをクリック(自動的にWindows版/Mac版が選ばれます)
- ダウンロードが完了するまで待つ
ファイルサイズ:約100MB。Wi-Fi環境でのダウンロードがおすすめです。
VS Codeは完全無料で、個人利用も商用利用もOKです。世界で最も使われているコードエディタで、拡張機能が豊富なのが特徴です。HTML・CSS・JavaScript・Python・Javaなど、ほぼすべてのプログラミング言語に対応しています。
ステップ2:インストールする
Windowsの場合
- ダウンロードした
.exeファイルをダブルクリック - 「同意する」にチェックして「次へ」を何回かクリック
- 「インストール」をクリックして完了を待つ
Macの場合
- ダウンロードした
.zipファイルをダブルクリックして展開 - 展開された「Visual Studio Code」を「アプリケーション」フォルダにドラッグ
📖 詳しくはVS Codeのインストール方法【図解】で解説しています。
ステップ3:日本語化する
VS Codeは初期状態では英語表示です。日本語にするには 拡張機能 をインストールします。
- VS Codeを起動する
- 左側の四角いアイコン(拡張機能)をクリック
- 検索欄に
Japaneseと入力 - 「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」の「Install」をクリック
- 右下に表示される「Restart」をクリックしてVS Codeを再起動
再起動後、メニューが日本語になっていれば成功です。もし英語のままの場合は、Ctrl+Shift+P(Mac: Cmd+Shift+P)でコマンドパレットを開き、「Configure Display Language」と入力して「ja」を選択してください。
ステップ4:フォルダを開いてファイルを作成する
- デスクトップに
my-projectという新しいフォルダを作る - VS Codeで「ファイル」→「フォルダーを開く」→ 作ったフォルダを選ぶ
- 左側のエクスプローラーで「新しいファイル」アイコンをクリック
index.htmlと入力してEnter
これでプログラミングを始める準備が整いました!
ファイルを作成したら、以下のHTMLを入力してみましょう。VS Codeでは ! と入力してTabキーを押すと、HTMLの雛形が自動で入力されます(Emmet機能)。
👉 VS Codeを開いてもプロジェクトが表示されないも参考にしてください。
おすすめの拡張機能
VS Codeには便利な拡張機能がたくさんあります。初心者におすすめの拡張機能を紹介します。
- Live Server — ファイルを保存すると自動でブラウザが更新される。HTMLの変更をリアルタイムで確認できるので、初心者に必須の拡張機能です。
- Prettier — コードを自動で整形(きれいに並べる)してくれる。インデントや改行を自動で揃えてくれるので、読みやすいコードが書けます。
- Auto Rename Tag — HTMLの開始タグを変更すると、閉じタグも自動で変更される。タグの閉じ忘れミスを防げます。
- HTML CSS Support — HTMLファイル内でCSSのクラス名を補完してくれる。タイプミスを減らせます。
拡張機能は左側の四角いアイコンから検索してインストールできます。インストール後はVS Codeを再起動すると確実に反映されます。
🔗 あわせて開発者ツールの使い方もチェックしてみましょう。
よくある間違い
- ファイルを直接開いてしまう:VS Codeでは「ファイル単体」ではなく「フォルダごと」開くのが基本です。フォルダを開かないと、Live Serverが正しく動作しません。
- 拡張子を間違える:HTMLファイルは必ず
.html、CSSファイルは.cssで保存しましょう。拡張子が違うと、シンタックスハイライト(色分け)が効きません。 - 保存を忘れる:ファイルを編集したら必ず保存(Ctrl+S / Cmd+S)しましょう。タブに白い丸が表示されていたら未保存です。「自動保存」を有効にすると保存忘れを防げます(ファイル→自動保存にチェック)。
- 文字化けする:ファイルの文字コードがUTF-8になっているか確認しましょう。右下のステータスバーに表示されています。
VS Codeの便利なショートカットキー
覚えておくと作業が速くなるショートカットキーを紹介します。
- Ctrl+S(Cmd+S):ファイルを保存
- Ctrl+Z(Cmd+Z):元に戻す(間違えても安心)
- Ctrl+Shift+P(Cmd+Shift+P):コマンドパレットを開く
- Ctrl+/(Cmd+/):選択行をコメントアウト
最初はマウス操作でも問題ありません。慣れてきたら少しずつショートカットを覚えていきましょう。
トラブルシューティング
- ダウンロードが始まらない → ブラウザの設定でダウンロードを許可する。別のブラウザ(Chrome・Firefox)で試してみましょう。
- 日本語化が反映されない → VS Codeを完全に閉じてから再起動する。それでもダメなら拡張機能を一度アンインストールして再インストールしましょう。
- ファイルが保存できない → フォルダの権限を確認する。デスクトップやドキュメントフォルダなら問題なく保存できます。
- Live Serverが動かない → フォルダを開いているか確認する。ファイル単体で開いている場合はLive Serverが起動しません。
🔗 最初のHTMLページを作る・プログラミングの始め方・HTML入門・初めてのCSSも参考にしてください。
まとめ
- ✅ VS Code公式サイトからダウンロード・インストール
- ✅ Japanese Language Packで日本語化
- ✅ 「フォルダーを開く」で作業フォルダを開く
- ✅
index.htmlを作成してプログラミング開始! - ✅ Live ServerとPrettierをインストールすると快適
VS Codeの準備ができたら、さっそくHTMLを書いてみましょう。最初は「!」+Tabで雛形を作り、少しずつタグを追加していくのがおすすめです。わからないことがあっても、VS Codeが入力候補やエラー表示で助けてくれます。