2025年12月15日
はじめに
長期休みの自由課題、何を作ろうか迷っていませんか?HTMLとCSSでポートフォリオサイトを作れば、プログラミングの勉強にもなり、自分の作品集としても使えます。
ポートフォリオ(portfolio)とは、自分の作品や実績をまとめたページのことです。この記事では、具体的なコード例付きでポートフォリオの作り方を解説します。
ポートフォリオの構成
ポートフォリオサイトは以下の4つのセクションで構成します。
- ヘッダー — 名前・肩書き・ナビゲーション
- 自己紹介 — 自分について
- 作品一覧 — これまでに作ったもの
- スキル・フッター — 学んだ技術・著作権表示
ステップ1:ヘッダーを作る
<header>
<h1>田中 太郎のポートフォリオ</h1>
<p>中学2年生 / プログラミング好き</p>
<nav>
<a href="#about">自己紹介</a>
<a href="#works">作品</a>
<a href="#skills">スキル</a>
</nav>
</header>
<nav> タグでページ内リンクを作ります。href="#about" は同じページ内の id="about" の場所にジャンプします。
ステップ2:自己紹介セクション
<section id="about">
<h2>自己紹介</h2>
<p>はじめまして!中学2年生の田中太郎です。</p>
<p>HTMLとCSSを学び始めて3ヶ月。
自分のWebサイトを作るのが楽しくて毎日コードを書いています。</p>
</section>
自分の名前・学年・プログラミングを始めたきっかけなどを書きましょう。
📖 詳しくはポートフォリオの作り方で解説しています。
ステップ3:作品一覧セクション
<section id="works">
<h2>作品一覧</h2>
<div class="works-grid">
<div class="work-card">
<h3>自己紹介ページ</h3>
<p>HTMLとCSSで作った最初の作品</p>
<a href="#">見てみる →</a>
</div>
<div class="work-card">
<h3>おみくじアプリ</h3>
<p>JavaScriptで作ったミニゲーム</p>
<a href="#">見てみる →</a>
</div>
</div>
</section>
Flexboxで作品カードを横並びにします。各カードに作品名・説明・リンクを載せましょう。
🔗 あわせてFlexbox入門もチェックしてみましょう。
ステップ4:CSSでデザインする
* { box-sizing: border-box; margin: 0; padding: 0; }
body { font-family: sans-serif; color: #333; line-height: 1.8; }
header { background: #0f766e; color: #fff; padding: 40px 20px; text-align: center; }
header nav a { color: #fff; margin: 0 10px; }
section { max-width: 800px; margin: 40px auto; padding: 0 20px; }
.works-grid { display: flex; gap: 20px; flex-wrap: wrap; }
.work-card { flex: 1; min-width: 200px; border: 1px solid #ddd; border-radius: 8px; padding: 20px; }
.skills-list { display: flex; gap: 10px; flex-wrap: wrap; }
.skill-tag { background: #f0fdfa; color: #0f766e; padding: 4px 12px; border-radius: 20px; font-size: 14px; }
ポイント:
box-sizing: border-boxで幅の計算を簡単にする- ヘッダーに背景色をつけて目立たせる
- Flexboxで作品カードを横並びにする
- スキルタグはバッジ風のデザインにする
ステップ5:スキル・フッターを追加
<section id="skills">
<h2>スキル</h2>
<div class="skills-list">
<span class="skill-tag">HTML</span>
<span class="skill-tag">CSS</span>
<span class="skill-tag">JavaScript</span>
</div>
</section>
<footer>
<p>© 2026 田中太郎</p>
</footer>
デザインのポイント
- 色は3色以内 — メインカラー・サブカラー・背景色
- 余白をしっかり取る — marginとpaddingの違いを参考に
- スマホ対応 — レスポンシブデザインで画面幅に合わせる
- フォントは読みやすく — sans-serif系がおすすめ
公開しよう
完成したらGitHub Pagesで公開しましょう。URLを先生や友達に共有できます。
👉 GitHub Pagesで公開する方法も参考にしてください。
冬休みにポートフォリオを作る具体的なスケジュール
冬休みの約2週間でポートフォリオを完成させるスケジュールを紹介します。
1〜3日目:設計と準備
どんなページにするか紙に書き出します。載せる内容(自己紹介、スキル、作品)を決めて、ページの構成をラフスケッチしましょう。参考にしたいサイトを3つほど見つけておくと、デザインのイメージが固まります。
4〜6日目:HTMLで構造を作る
設計をもとに、HTMLでページの骨組みを作ります。見出し、段落、リスト、リンクなどのタグを使って、内容を配置していきます。この段階では見た目は気にしなくて大丈夫です。
7〜9日目:CSSでデザインを整える
背景色、文字の色、余白、フォントサイズなどをCSSで設定します。スマホでも見やすいように、max-widthを設定してコンテンツの幅を制限しましょう。
10〜12日目:作品を追加する
これまでに作った作品のスクリーンショットと説明を追加します。作品がまだない人は、このポートフォリオ自体が最初の作品になります。
13〜14日目:公開と確認
GitHub Pagesで公開します。スマホとパソコンの両方で表示を確認し、リンク切れや誤字がないかチェックしましょう。友達や家族に見てもらってフィードバックをもらいます。
ポートフォリオに書く自己紹介のコツ
自己紹介は短くても大丈夫です。次の内容を含めましょう。
- 名前(ニックネームでもOK)
- 学年
- プログラミングを始めたきっかけ
- 興味のある分野(ウェブ、ゲーム、アプリなど)
- 目標(「ウェブサイトを作れるようになりたい」など)
堅苦しく書く必要はありません。自分の言葉で、自然に書きましょう。「プログラミングが好きです」「まだ始めたばかりですが頑張っています」のような素直な文章で十分です。
冬休みに作るポートフォリオのデザインアイデア
デザインに迷ったら、次のアイデアを参考にしてください。
アイデア1:シンプルな1カラムレイアウト
上から順に自己紹介、スキル、作品を並べるシンプルなデザインです。初心者でも作りやすく、スマホでも見やすいです。
アイデア2:カード風デザイン
各セクションをカード(白い背景に影をつけた四角形)で囲むデザインです。border-radiusで角を丸くし、box-shadowで影をつけると、モダンな印象になります。
アイデア3:ダークモード風
背景を暗い色(#1a1a2e など)にして、文字を明るい色にするデザインです。プログラマーっぽい雰囲気が出ます。アクセントカラーに明るい青や緑を使うと映えます。
どのデザインでも、文字が読みやすいことが一番大切です。背景と文字のコントラストを十分に確保しましょう。
冬休みが終わったあとも、新しい作品ができたら追加していきましょう。3学期の間に1〜2個作品を追加できれば、春には立派なポートフォリオになっています。
ポートフォリオのURLは、SNSのプロフィールや自己紹介に載せておきましょう。いつでも誰かに見せられる状態にしておくことが大切です。
冬休みにポートフォリオを作った経験は、情報の授業でも活きてきます。HTMLやCSSの基本を実践で学んでいるので、授業の内容がすんなり理解できるはずです。「もう自分でサイトを作ったことがある」という自信は、その後の学習を大きく後押ししてくれます。まずは今日、テキストエディタを開くところから始めてみてください。一歩踏み出せば、あとは楽しくなります。
まとめ
- ✅ ポートフォリオはヘッダー・自己紹介・作品一覧・スキルの4セクション
- ✅ Flexboxで作品カードを横並びにする
- ✅ 色は3色以内、余白をしっかり取る
- ✅ GitHub Pagesで無料公開できる