IT基礎

バックアップ

初級

読み方:バックアップ|英語:Backup

データのコピーを別の場所に保存しておくことで、万が一のときに復元できるよ。

やさしい説明

バックアップとは、大事なデータのコピーを別の場所に保存しておくことです。PCが壊れたり、ファイルを間違って消したりしても復元できます。

Gitでコードを管理してGitHubにpushするのも、一種のバックアップです。変更履歴がすべて残るので、過去のバージョンにいつでも戻せます。

「バックアップしていなかったデータは、存在しないのと同じ」と言われるほど重要です。学園祭サイトや情報Ⅰの課題は、必ずバックアップしておきましょう。

具体例・使い方

# Gitでバックアップ(プログラマーの基本)
git add .
git commit -m "作業内容のメモ"
git push origin main
# → GitHubにコードが保存される

# 手動バックアップ(Gitを使わない場合)
cp -r my-project my-project-backup-20260514
# → フォルダごとコピー(日付をつけると管理しやすい)

PCが壊れても、GitHubにpushしてあれば別のPCから git clone するだけで全て復元できます。毎回の作業後に git push する習慣が最強のバックアップです。

バックアップの種類

  • フルバックアップ — 全データを丸ごとコピー。時間がかかるが確実
  • 差分バックアップ — 前回から変更された部分だけコピー。Gitのコミットがこれに近い
  • クラウドバックアップ — Google Drive・iCloud・Dropbox等にデータを保存。PCが壊れても別端末からアクセスできる
  • Git + GitHub — コードのバックアップに最適。変更履歴も残る。無料

3-2-1ルール

プロが使うバックアップの基本ルールです。

  1. 3:データのコピーを3つ持つ(元データ+バックアップ2つ)
  2. 2:2種類の異なるメディアに保存(PCとクラウド、PCとUSBなど)
  3. 1:1つは物理的に離れた場所に保存(クラウドなら自動で達成)

学生なら「PC + GitHub + Google Drive」の組み合わせで3-2-1ルールを満たせます。無料で実現できる最強の構成です。

いつ使う?

  • コードを書いたら毎回 git push(作業終了のたびに)
  • PC を買い替えるとき(データ移行のため)
  • 大事なファイルを削除・編集する前(確認用コピーとして)
  • 締め切り前の大切なプロジェクト(学園祭サイト・課題など)

間違いやすいポイント

❌ 「同じPC上」にバックアップしても意味がない

同じハードディスク上にコピーを作っても、PCが壊れたら両方消えます。別のメディア(クラウドや外付けHDD)に保存しましょう。

❌ GitHubにpushしないままコミットだけ積んでいる

ローカルのコミットだけではPCが壊れたら消えます。git push まで実行して初めてバックアップが完成します。

よくある疑問

Q: プログラマーのバックアップ方法は?

A: コードはGitHub(リモートリポジトリ)が最強のバックアップです。それ以外のファイルはクラウドストレージや外付けSSDに保存しましょう。

Q: バックアップの頻度は?

A: コードはこまめにpush(毎日)。PCの全体バックアップは週1回程度。重要なデータは複数箇所に保存(3-2-1ルール)。

Q: 3-2-1ルールとは?

A: データを3つのコピー、2種類のメディア、1つはオフサイト(別の場所)に保存するバックアップの基本ルールです。

関連用語

  • Git — コードのバージョン管理とバックアップに使うツール
  • 変数 — バックアップしたいデータはコード内の変数で管理する

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