2026年4月16日
GitHub Pages とは?
「作ったページをネットに公開したい」「サーバー代がかかりそう…」——そんな悩みを解決します。実は完全無料でウェブページを公開する方法があります。
GitHub Pages(ギットハブ ページズ)は、GitHubが提供する無料のウェブサイト公開サービスです。HTMLファイルをアップロードするだけで、インターネット上に公開できます。サーバーの契約やドメインの購入は不要です。
この記事では、GitHub Pages の使い方を初心者向けにステップごとにわかりやすく解説します。プログラミング初心者でも10分で自分のページを公開できます。
💡 GitHub(ギットハブ)とは?
プログラムのコードをインターネット上に保存・管理・公開できるサービスです。世界中のエンジニアが使っており、無料で利用できます。ポートフォリオとしても活用でき、就職活動でもGitHubのアカウントを見せることがあります。
準備するもの
- GitHubのアカウント(無料で作れます)
- 公開したいHTMLファイル(
index.html) - パソコンとブラウザ
GitHubのアカウントは https://github.com から無料で作れます。メールアドレスがあれば登録できます。ユーザー名は公開URLの一部になるので、覚えやすい名前にしましょう(例:tanaka-taro)。
まだHTMLファイルを作っていない場合は、最初のHTMLページを作るを参考に簡単なページを作ってみましょう。
📖 詳しくはHTMLレッスン1で解説しています。
STEP 1:リポジトリを作る
リポジトリ(repository)とは、ファイルを保存する「フォルダ」のようなものです。GitHubではプロジェクトごとにリポジトリを作って管理します。
- GitHubにログインする
- 右上の「+」ボタン → 「New repository」をクリック
- Repository name(リポジトリ名)を入力する(例:
my-portfolio) - 「Public」を選ぶ(公開設定。Privateだと GitHub Pages が使えません)
- 「Create repository」ボタンをクリック
リポジトリ名はURLの一部になるので、英数字とハイフンで短くわかりやすい名前にしましょう。日本語は使えません。
👉 実践チャレンジも参考にしてください。
STEP 2:HTMLファイルをアップロードする
- 作成したリポジトリのページを開く
- 「uploading an existing file」リンクをクリック
- 公開したい
index.htmlをドラッグ&ドロップ - ページ下部の「Commit changes」ボタンをクリック
💡 ファイル名は index.html にしよう:
トップページのファイル名は必ず index.html にしてください。これがウェブサーバーの「最初に表示するファイル」として認識されます。
🔥 問題ドリルで実践してみましょう。
STEP 3:GitHub Pagesを有効にする
- リポジトリの「Settings」タブをクリック
- 左メニューの「Pages」をクリック
- 「Branch」のドロップダウンで「main」を選ぶ
- 「Save」ボタンをクリック
- 数分待つと、ページ上部に公開URLが表示される
公開URLは https://ユーザー名.github.io/リポジトリ名/ の形式になります。このURLを友達に共有すれば、誰でもあなたのページを見られます。
反映には通常1〜3分かかります。「Actions」タブでデプロイの進行状況を確認できます。緑のチェックマークが表示されたら公開完了です。
ファイルを更新するには
ページの内容を更新したいときは、リポジトリに新しいファイルをアップロードするだけです。
- リポジトリのページを開く
- 更新したいファイルをクリック
- 鉛筆アイコン(Edit)をクリックして編集、または新しいファイルをアップロード
- 「Commit changes」をクリック
- 数分後に反映される
複数のファイルを一度に更新したい場合は、「Add file」→「Upload files」から複数ファイルをまとめてドラッグ&ドロップできます。CSSファイルや画像ファイルも同じ方法でアップロードしましょう。
よくある質問
Q. 公開したページが表示されない
GitHub Pagesの反映には数分かかることがあります。少し待ってからブラウザを更新してみてください。
Q. CSSや画像が反映されない
CSSファイルや画像ファイルも同じリポジトリにアップロードする必要があります。HTMLファイルからの相対パスが正しいか確認してください。たとえば、CSSファイルが css/style.css にある場合、HTMLでは <link rel="stylesheet" href="css/style.css"> と書きます。パスの先頭に / をつけると、リポジトリのルートからの絶対パスになるので注意しましょう。
Q. 独自ドメインは使える?
はい、使えます。Settings → Pages の「Custom domain」に自分のドメインを入力すると設定できます。ドメインは別途購入が必要です。
カスタムドメインの設定
独自ドメインを使う場合の手順:
- リポジトリのルートに
CNAMEファイルを作成し、ドメイン名を記入 - ドメインのDNS設定でCNAMEレコードを
ユーザー名.github.ioに向ける - Settings → Pages で「Enforce HTTPS」にチェック
HTTPSは自動で有効化されます。
トラブルシューティング
404エラーが出る
index.html がリポジトリのルートにあるか確認してください。
更新が反映されない
デプロイには数分かかります。ブラウザのキャッシュをクリアして再読み込みしましょう。
CSSや画像が表示されない
ファイルパスが正しいか確認しましょう。パスの書き方を参考にしてください。
活用アイデア
- ポートフォリオサイト — ポートフォリオの作り方
- 自由研究の発表ページ — 夏休みにホームページを作る
- 文化祭サイト — クラスや部活の紹介ページを公開
📖 最初のHTMLページを作るで公開するページの作り方を学べます。
🔗 GitHub Pagesデプロイ手順・VS Codeのインストールも参考にしてください。
まとめ
- ✅ GitHub Pages:GitHubが提供する無料のウェブサイト公開サービス
- ✅ リポジトリを作成 → HTMLをアップロード → Pages設定の3ステップで公開できる
- ✅ 公開URLは
ユーザー名.github.io/リポジトリ名/ - ✅ ファイルを更新するだけでページも更新される
- ✅ 完全無料・登録不要で使える
GitHub Pagesを使えば、自分で作ったポートフォリオや作品を世界中に公開できます。まずはHTMLを学んで、公開するページを作ってみましょう。友達に「自分のサイトだよ」とURLを共有できるのは、プログラミング学習の大きなモチベーションになります。
GitHub Pagesの制限と注意点
- 静的サイトのみ:HTML・CSS・JavaScriptのみ対応。PHPやデータベースは使えません。ただし、フロントエンドの学習には十分です。
- 容量制限:リポジトリのサイズは1GB以下が推奨。大きな動画ファイルはYouTubeに置いてiframeで埋め込みましょう。
- 公開設定:無料プランではPublicリポジトリのみGitHub Pagesが使えます。コードが公開されることを意識しましょう。
- 反映時間:ファイルを更新してから反映されるまで1〜5分かかることがあります。すぐに反映されなくても焦らず待ちましょう。
これらの制限はありますが、ポートフォリオサイトや学習成果の公開には十分すぎる機能です。無料でHTTPS対応のサイトが持てるのは大きなメリットです。プログラミング学習の成果を公開する場所として、GitHub Pagesは最適な選択肢です。作品を公開することで、学習のモチベーションが上がり、ポートフォリオとしても活用できます。まずは簡単な自己紹介ページから公開してみましょう。「自分のサイトがインターネットに公開されている」という体験は、プログラミング学習の大きなモチベーションになります。さあ、あなたも今日からGitHub Pagesでサイトを公開してみましょう。世界中の人があなたの作品を見られるようになります。
🌐 公開するページを作ろう!
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