JavaScriptのconsole.logの使い方【初心者向け】

console.logとは何か、使い方と確認方法をわかりやすく解説。デバッグにも役立つconsole.warn・console.errorも紹介。中高生向け。無料。

2026年5月4日

console.log とは?

JavaScriptで console.log() は、プログラムの動きを確認するための命令です。

「この変数に正しい値が入っているか?」「この処理は実行されているか?」を確かめたいとき、console.log() を使います。

innerHTML との違い

innerHTML はページ上に文字を表示する命令です。一方、console.log()ページには何も表示されません。出力結果はブラウザの「開発者ツール」の Console タブでのみ確認できます。

💡 console.log はデバッグの必需品

プログラムが思い通りに動かないとき、console.log() で値を確認することを「デバッグ」と言います。プロのエンジニアも毎日使っているテクニックです。

基本の使い方

console.log() の括弧の中に、表示したい値を入れます。文字列・数値・真偽値(true/false)など、どんな値でも表示できます。

// 文字列を表示
console.log("こんにちは!");       // こんにちは!

// 数値を表示
console.log(42);                  // 42

// 真偽値(boolean)を表示
console.log(true);                // true

// 計算結果を表示
console.log(10 + 5);             // 15

文字列(テキスト)は "..." または '...' で囲みます。数値や真偽値はそのまま書けばOKです。

💡 どこに書けばいい?

console.log()<script> タグの中に書きます。確認したい場所のすぐ下に書くのがポイントです。複数の場所に書いても構いません。

複数の値を表示する

カンマ(,)で区切ると、複数の値を一度に表示できます。"変数名:", 変数 のようにラベルをつけるパターンがデバッグの定番です。

const name = "太郎";
const age = 15;

// カンマ区切りで複数の値を表示
console.log(name, age);            // 太郎 15

// ラベルをつけて確認する(デバッグの定番)
console.log("名前:", name);        // 名前: 太郎
console.log("年齢:", age);         // 年齢: 15

// 計算の途中経過を確認する
const score = 80;
const bonus = 10;
const total = score + bonus;
console.log("合計スコア:", total); // 合計スコア: 90

ラベルがないと「どの値がどの変数のものか」が分からなくなります。複数の変数を確認するときは、必ずラベルをつける習慣をつけましょう。

📖 変数についてもっと学びたい方は JavaScriptレッスン1 から始めましょう。

開発者ツールで確認する方法

console.log() の出力は、ブラウザの 開発者ツール(DevTools)Console タブ に表示されます。

開き方(Windows)

キーボードの F12 キーを押す、または Ctrl + Shift + I で開きます。「Console」タブをクリックします。

開き方(Mac)

Cmd + Option + I で開きます。「Console」タブをクリックします。

確認の流れ

  1. HTMLファイルをブラウザで開く
  2. 開発者ツールを開く(F12)
  3. 「Console」タブをクリック
  4. console.log() の出力が表示されていることを確認

💡 ログが表示されないときは

開発者ツールを開いた後、ページを再読み込み(F5 または Ctrl+R)するとログが再出力されます。ぜひ試してみてください。

🔗 開発者ツールの詳しい使い方は 開発者ツールの使い方 で解説しています。

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console.warn と console.error

console.log() の仲間に console.warn()console.error() があります。色で区別でき、問題の種類を伝えるのに役立ちます。

命令 表示色 使いどころ
console.log() 黒(通常) 処理の確認・変数の確認
console.warn() 黄色(⚠) 問題ではないが注意が必要なとき
console.error() 赤(🔴) 重大なエラーが起きたとき
// 通常のログ(黒)
console.log("処理が開始されました");

// 警告(黄色) — 注意が必要なとき
console.warn("データが空です。デフォルト値を使います。");

// エラー(赤) — 重大な問題が起きたとき
console.error("ファイルが見つかりませんでした!");

3つを使い分けると、Console タブで「どのログが重要か」が一目でわかるようになります。

🔥 エラーハンドリング入門try/catch と組み合わせた活用法も学べます。

よくあるミス

初めて console.log() を使うときに起きやすいミスを紹介します。

// ❌ ミス①:大文字で書いてしまう
// Console.log("hello"); // Uncaught ReferenceError: Console is not defined

// ✅ 正しい書き方:すべて小文字
console.log("hello");

// ❌ ミス②:括弧を忘れる(何も表示されない)
// console.log

// ✅ 正しい書き方:括弧でしっかり呼び出す
console.log("表示される");

// ❌ ミス③:スコープ外の変数を参照する
function greet() {
  const message = "こんにちは";
}
// console.log(message); // Uncaught ReferenceError: message is not defined

// ✅ 正しい書き方:同じスコープ内で使う
const greeting = "こんにちは";
console.log(greeting); // こんにちは

ミス①:大文字で書いてしまう

console はすべて小文字です。Console.log() と大文字で書くと Uncaught ReferenceError: Console is not defined というエラーが出ます。JavaScriptは大文字・小文字を区別します。

ミス②:括弧を忘れる

console.log(括弧なし)と書いても値は出力されません。console.log() は「関数の呼び出し」なので、括弧は必須です。

ミス③:スコープ外の変数を表示しようとする

関数の中で宣言した変数は、関数の外では使えません。Uncaught ReferenceError: ○○ is not defined と表示されたら、変数が宣言されたスコープ(の範囲)を確認しましょう。

❓ エラーが出て直し方が分からないときは console.logの結果はどこで見る? も参考にしてください。

まとめ

  • console.log() はプログラムの動きを確認する命令(ページには表示されない)
  • ✅ 括弧の中に文字列・数値・変数など何でも入れられる
  • ✅ カンマ区切りで複数の値を一度に表示できる。"ラベル:", 変数 のパターンが定番
  • ✅ 出力はブラウザの開発者ツール(F12)→ Console タブで確認する
  • console.warn() は黄色の警告、console.error() は赤のエラー表示

console.log() はプログラミングの入口にして最強の道具です。まずはコードを書いて、積極的に活用してみましょう。

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出典: https://start-web-programming.com/blog/javascript-console-log/