2026年5月12日
IPアドレスとサブネットマスクの計算
情報Ⅰのネットワーク分野で、IPアドレスとサブネットマスクの計算問題が出ます。二進法のAND演算を使って「ネットワークアドレス」を求める問題が頻出です。
情報Ⅰの二進法の計算の知識が前提になります。二進法に不安がある人は先にそちらを復習しましょう。
IPアドレスの基本
IPアドレスとは:インターネット上の「住所」。IPv4は32ビット(8ビット×4組)で表されます。例: 192.168.1.100
構成:IPアドレスは「ネットワーク部」と「ホスト部」に分かれます。ネットワーク部=町名、ホスト部=番地のようなイメージです。
サブネットマスクとは
サブネットマスクは「IPアドレスのどこまでがネットワーク部か」を示すものです。
例: サブネットマスク 255.255.255.0 → 上位24ビットがネットワーク部、下位8ビットがホスト部
二進法で見ると:255.255.255.0 = 11111111.11111111.11111111.00000000。1の部分がネットワーク部、0の部分がホスト部です。
ネットワークアドレスの求め方
- IPアドレスを二進法に変換する
- サブネットマスクを二進法に変換する
- 各ビットでAND演算する(両方1のときだけ1)
- 結果を十進法に戻す → これがネットワークアドレス
例:IP: 192.168.1.100、マスク: 255.255.255.0 → ネットワークアドレス: 192.168.1.0
練習問題と解答
問題1
IPアドレス 172.16.5.200、サブネットマスク 255.255.0.0 のネットワークアドレスは?
解答:172.16.0.0(上位16ビットがネットワーク部なので、下位16ビットが0になる)
問題2
サブネットマスク 255.255.255.0 のネットワークに接続できるホスト数は?
解答:254台(2⁸ - 2 = 254。ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除く)
情報Ⅰ試験対策まとめで他の分野も確認。論理回路でAND演算の基本を復習。セキュリティ・暗号化でネットワークセキュリティも学びましょう。共通テスト対策スケジュールで学習計画を。
まとめ
- ✅ IPアドレス=ネットワーク部 + ホスト部
- ✅ サブネットマスク=どこまでがネットワーク部かを示す
- ✅ ネットワークアドレス=IPとマスクのAND演算
- ✅ ホスト数=2^(ホスト部のビット数) - 2
- ✅ 二進法のAND演算が基本