2026年4月26日
情報Ⅰの中間テスト、プログラミング問題が不安な人へ
高校の「情報Ⅰ」の中間テストが近づいてきて、「プログラミングの問題、どう対策すればいいの?」と不安に感じていませんか?
情報Ⅰのプログラミング問題には、実はよく出るパターンがあります。パターンを知って解き方を練習すれば、テスト本番でも落ち着いて解けるようになります。
この記事では、中間テストで出題されるプログラミング問題を3つのパターンに分けて、それぞれの解き方を具体例付きで解説します。
中間テストで出るプログラミング問題は3パターン
情報Ⅰの中間テストで出るプログラミング問題は、大きく3つのパターンに分かれます。
- 穴埋め問題 — プログラムの空欄を埋める
- トレース問題 — プログラムの実行結果を答える
- アルゴリズム説明問題 — プログラムが何をしているか説明する
この3つを押さえておけば、テストの大部分に対応できます。それぞれの解き方を見ていきましょう。
パターン①:穴埋め問題の解き方
穴埋め問題は、プログラムの一部が空欄(□や【ア】など)になっていて、正しいコードや値を選ぶ問題です。
具体例
次のプログラムは、変数 x に 10 を代入し、x が 5 より大きければ「大きい」と表示します。空欄【ア】に入る正しい条件式を選びなさい。
x ← 10
もし 【ア】 ならば
「大きい」を表示する
を実行する
選択肢: (1) x > 5 (2) x < 5 (3) x = 5 (4) x >= 10
解き方の手順
ステップ1: 問題文を読んで「何をするプログラムか」を確認する
→ 「x が 5 より大きければ」と書いてあるので、条件は「x > 5」
ステップ2: 変数の値を確認する
→ x には 10 が入っている。10 > 5 は正しいので、「大きい」が表示される
ステップ3: 選択肢と照合する
→ 答えは (1) x > 5
穴埋め問題のコツ
- まず問題文の日本語を読んで、プログラムの目的を理解する
- 空欄の前後のコードをよく見て、何が入るべきか推測する
- 選択肢を1つずつ空欄に当てはめて、プログラムの動きを確認する
📖 条件分岐の基礎は「JavaScriptのif文入門」で学べます。
パターン②:トレース問題の解き方
トレース問題は、プログラムを上から順に実行して、「最終的に何が表示されるか」「変数の値はいくつになるか」を答える問題です。
具体例
次のプログラムを実行したとき、最後に表示される値を答えなさい。
合計 ← 0
i を 1 から 3 まで 1 ずつ増やしながら繰り返す:
合計 ← 合計 + i
合計 を表示する
解き方の手順 — 「変数トレース表」を書く
プログラムを1行ずつ実行して、変数の値をメモしていきます。ノートに表を書くのがおすすめです。
実行前: 合計 = 0
1回目(i = 1): 合計 = 0 + 1 = 1
2回目(i = 2): 合計 = 1 + 2 = 3
3回目(i = 3): 合計 = 3 + 3 = 6
表示される値: 6
答え: 6
トレース問題のコツ
- 必ず「変数トレース表」をノートに書く(頭の中だけでやらない)
- 繰り返し文は「何回繰り返すか」を最初に確認する
- 変数の値が更新されるたびに、新しい値をメモする
- 「合計 ← 合計 + i」のように、左辺と右辺に同じ変数がある式に注意する
🔗 変数の基礎は「JavaScriptの変数入門」で学べます。
📖 繰り返し処理の基礎は「JavaScriptのループ処理入門」で学べます。
パターン③:アルゴリズム説明問題の解き方
アルゴリズム説明問題は、「このプログラムは何をしているか」を日本語で説明する問題です。
具体例
次のプログラムが何をしているか、日本語で説明しなさい。
データ ← [85, 72, 90, 68, 95]
最大値 ← データ[0]
i を 1 から 4 まで 1 ずつ増やしながら繰り返す:
もし データ[i] > 最大値 ならば
最大値 ← データ[i]
最大値 を表示する
解き方の手順
ステップ1: 変数の初期値を確認する
→ データは5つの数字の配列。最大値の初期値はデータ[0](= 85)
ステップ2: 繰り返しの中で何をしているか確認する
→ データの各要素と「最大値」を比較して、大きければ「最大値」を更新している
ステップ3: 全体の目的を日本語でまとめる
→ 「配列の中から最大の値を見つけて表示するプログラム」
答えの例: 「配列データの中から最も大きい値を探し出して表示するプログラム」
アルゴリズム説明問題のコツ
- まずトレースして、変数がどう変化するか確認する
- 「何を入力して、何を出力するか」に注目する
- 繰り返しの中の処理が「全体として何をしているか」を考える
- 答えは「〜するプログラム」の形で書く
テスト前にやるべき3つのこと
① 教科書の例題を自分でトレースする
教科書に載っているプログラムを、ノートに変数トレース表を書きながら1行ずつ実行してみましょう。「読むだけ」ではなく「手を動かす」ことで理解が深まります。
② 実際にコードを書いて動かす
擬似コードを読むだけでなく、JavaScriptで実際にコードを書いて動かしてみましょう。「自分で書いたコードが動く」経験が、コードを読む力にもつながります。
③ 友達に説明してみる
「このプログラムは何をしているか」を友達に説明してみましょう。説明できれば理解できている証拠です。説明に詰まったところが、自分の弱点です。
🔥 JavaScriptで実際にコードを書いて練習するなら「JavaScript問題ドリル」がおすすめです。
まとめ
- ✅ 中間テストのプログラミング問題は「穴埋め」「トレース」「アルゴリズム説明」の3パターン
- ✅ 穴埋め問題は、問題文の日本語から条件を読み取るのがコツ
- ✅ トレース問題は、必ず「変数トレース表」をノートに書く
- ✅ アルゴリズム説明問題は、「何を入力して何を出力するか」に注目する
- ✅ テスト前は教科書の例題をトレース+実際にコードを書いて練習
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